空中の立体感で魅せるファサード空間
- 2020年施工
- 南区
デザイン力でシンプルに魅せる
アプローチは駐車場から玄関へと斜めに取りました。素材はごくごくシンプルに土間コンクリートとインターロッキングのラインで構成ですが、シンプルだからこそ斜めのラインが映えてきます。駐車場のアスファルト舗装へアプローチの土間コンクリートが絡むことで、互いの空間を融合させています。
低い門柱で全体のバランスを
高い位置、空中で交差するアルミフレームに対し、低い幅広の門柱を設けることで全体のボリュームバランスをとっています。
漆黒の左官仕上げにヘアライン仕上げの表札が映えています。また、自然石の割栗石が足元の立体感を演出しています。インターロッキングのラインは、1列、2列、3列と幅に変化を出し強弱をつけています。
駐車スペースを融合する
別々の空間としてデザインされることが多い駐車スペース、アプローチ空間。弊社では、駐車スペースとアプローチ、庭空間を一体的に捉え、一体感のある演出を心がけています。
今回は、アプローチの土間コンクリートを駐車場のアスファルトまで伸ばすことで一体感を出しています。アプローチ空間も広く見え、広い敷地が活きたデザインになっています。
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- デザイナーコメント[森 正光・岡崎 頼子]
- お客様のご期待にお応えし、大胆なフレーム構造のファサード空間のご提案が出来ました。プランを調整していく中でも、植栽1本、1本からひとつひとつのラインに至るまで、デザイン的な意図を十二分にご理解いただきました。完成を迎え、どこにもないデザイン、見たことのない外構になったと、ご両親含めたご家族皆様でご満足いただきデザイナー身寄りに尽きる遺作ヒントなりました。
- LIXIL
- プラスG / ウィンスリーポートⅡ[カーポート]