コストを抑えながらオシャレな外構に
~アスファルト舗装にアクセント~
- 2022年施工
- 厚別区
余白を植栽スペースとして活かす
建物前は全面アスファルト舗装にするよりも、植栽スペースなどを設けた方がデザイン性は高まります。舗装以外の部分は、敷砂利で雑草対策をしています。砂利止めも兼ねて割栗石等を置くと、足元の立体感が出てデザイン性が高まります。
そろえすぎないのがデザインポイント
コンクリート平板敷きの端はあえて段違いにしました。端部を不ぞろいにすることで、黒いアスファルト舗装との対比で平板の存在感が出てきます。
アスファルト舗装のかたちも一工夫
アスファルト舗装のかたちも、垂直水平のラインだけでなく、角を隅切りのようにするとよりデザイン性もアップし、使いがってもよくなります。
また、道路にむかって末広がりなかたちにすると、敷地も広く見える効果があります。
木目調カラーのアルミ角柱のスリット
アルミの角柱を3本建てるだけで、外構空間に立体感が出てきます。色は玄関ドアと合わせた木目調カラーに!建物との一体感が出て外構のデザイン性が高まります。
お庭編はこちらかです。https://www.morizouen.co.jp/gallery/4780/
- デザイナーコメント[森正光,岡崎頼子]
- 黒っぽい外壁の建物の場合は、全面アスファルト舗装にしてしまうと、単調かつ暗くなりすぎてしまいます。少しアクセントを入れたり、かたちを工夫するだけで、アスファルト舗装でもデザイン性の高い外構空間をつくることが出来ます。
最初にご相談いただいた時は、全面アスファルト舗装で考えていたH様ご夫婦も、スケッチ段階でひとつひとつのデザインの意味をご理解いただき、賛同いただきましたこと、感謝申し上げます。